今週の糸口 「中古」という言葉に意味は無し
住宅新報 2012年12月18日 号 11面
連載: 今週の糸口
「中古の方が資産価値は下がりにくい」。これは事実である。だから実需の住宅も、投資用のワンルームも、近年は中古を選ぶ傾向が強まっている。中古住宅市場活性化の議論でも、〝中古を買ってリフォーム〟というマイホームの取得スタイルが推奨されている。
ただ、ここには問題もある。「新築を買うと値下がり幅が大きいので、下がり方が緩やかになってから買う」ということは、新築で買った人の犠牲を前提にしているからである。
新築住宅の価値がなるべく維持されるような市場にしていくことも中古流通活性化の重要な目的だ。そのための対策を急ぐべきである。

















