オフィスを経営の武器に 〈3面参照〉
住宅新報 2012年12月18日 号 10面
高稼働が続いている野村不動産の中規模ビル「PMO」シリーズは、ビル営業現場からの発案で4年前にスタートした。大規模ビル並みの高いクオリティを備える。テナントの大半が設立10年ほどの〝準ベンチャー〟。中小企業にとって知名度や信用力アップは大きな課題となるが、入居するビルのグレードが、それを手助けしているようだ。実際、テナントからは「優秀な人材を確保しやすくなった」「セキュリティがしっかりしているため、取引先からの信頼感につながった」と評価されているという。
通常、オフィス移転の動機としてはコストに関する項目が上位にくるが、PMOの場合は、「従業員の意欲向上」「イメージ向上」「人材採用強化」など前向きな理由が上位を占める。
同社ビルディング営業部の柳澤俊豪氏は、「テナントに多いIT系は、特に競合の激しい世界。勝ち抜くためには商品力はもちろんだが、入居するオフィスビル自体も武器の1つとして捉えられている」と話す。


















