今週の糸口 流通システムのスマート化を
住宅新報 2012年9月25日 号 15面
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の導入など住宅のスマート化(先週号17面参照)は、これからの住宅流通市場にどんな影響をもたらすのだろうか。例えば、住宅保有者にとってスマート化は住宅の資産価値を維持していくうえで、プラスなのかマイナスなのか。あるいは、スマートハウスの急速な一般化により、そうした論点自体が意味を持たなくなってしまうのだろうか。
現行の中古住宅取引では、照明器具や冷暖房設備など売主が残していく付帯設備については、その使用状況も含め一覧表で確認している。ただ、それらは原則全て無償で、その有無が住宅価格に反映されるという実態はない。近年、導入が進んでいる太陽光発電装置や家庭用燃料電池(エネファーム)、大型蓄電池などの新省エネ設備についても同様の扱いになるのか注目される。
省エネ機器の流通価値

















