南越谷阿波踊り24日開催 ふるさと意識を醸成 ポラスが支援
住宅新報 2012年8月14日 号 9面

徳島県出身でポラスグループ創業者の故中内俊三氏が企業メセナとして始めた南越谷阿波踊り
日本3大阿波踊りのひとつとなった「第28回南越谷阿波踊り」が8月24日から26日までの3日間、埼玉県越谷市で開かれる。本場徳島、東京・高円寺に次ぐ規模を誇り、毎年約60万人もの人出となる県内有数の夏祭りとなっている。
その特色は(1)徳島からトップクラスの連を招待(2)踊り手と観客との距離が近いので臨場感が高まる(3)道路を練り歩く流し踊りのほか、照明や音響を駆使した舞台踊りなども楽しめる――など。
28年前、この阿波踊りを実現させたのは地元実業家で、ポラス前社長の故中内俊三氏だった。当時、都心まで約40分で東京のベッドタウンとして急成長していた越谷の住民は〝埼玉都民〟と呼ばれたように地元への意識が希薄と言われていた。中内氏は「これでは町として発展しない。住んでいる人たちに〝ふるさと意識〟を持ってほしい」との思いから阿波踊り誘致を思いついたという。
阿波踊りは基本的に〝連〟という単位に分かれ踊る。深編笠に揃いの浴衣で練り歩く女踊り。腰を落とし、地を這うように暴れ踊る男踊り。三味線や太鼓、鉦(かね)の鳴り物という3つのグループで構成される。「手を上げて、足を運べば阿波踊り」と言われるように誰でもすぐに踊れるようになり、楽しめるのが特徴だ。

















