「2+α」の間取り企画 〝今どき〟ニーズに対応 ブルスタ、横浜・綱島でリノベ
住宅新報 2012年5月8日 号 10面
ブルースタジオはこのほど、横浜市港北区の東急東横線綱島駅徒歩3分の賃貸マンション(築23年、専有面積66m2の1室)で、「2+αタイプ」をテーマとしたリノベーションを手掛けた。
昨今、首都圏で増加している2人以下世帯をターゲットにしたもの。基本の3LDKタイプを、夫婦・カップルが使うための「2」と、子育て、趣味、大型収納部屋などにする「α」としたプランだ。
現在の2~3人世帯の20~30代は、以前と比べてLDKを広く使いたいというニーズが非常に高まっているという。ただ、ライフスタイルの変化に応じて、独立した部屋を使いたいといった考えもある。求めるのは、「ゆとりある生活を実現できる広さと、間取りの可変性」だ。
可動間仕切りの設置や収納パターンの工夫により、そのニーズに対応しようという動きは新築分譲マンション業界では見られるものの、賃貸マンションではまだ少ないのが実情。今回のリノベーションでは、コンパクトに収納できる可動間仕切りを導入するなどして、それを実現した。リノベーション後の募集賃料は15万円で、既に申し込みが入った。住設機器の刷新なども含め、全体の改修費は約750万円に上ったという。
また、今回は、若い世代の「ゆとり感をもった生活を送りたい」というニーズへの対応も考えたという。
増加するDINKS世帯の居住ニーズとしては、「勤務地に近い都心立地」を真っ先にイメージするが、都心近郊や郊外エリアのニーズも高いようだ。「都心部だと家賃がどうしても割高になる。2人でゆとりを感じられる広さを享受でき、生活に圧迫を感じない居住費となれば、近郊・郊外エリアが選択肢になる」(ブルースタジオ)。「広さと生活スタイルにゆとり感が持てる物件」ということだ。
同社では昨年、東京郊外部の日野市と昭島市で、DINKS世帯をターゲットとした賃貸マンションを供給したところ、都心勤務のターゲット層からの反響が高かったという。
今後、都心近郊・郊外エリアで増加する「築古ファミリータイプマンション」の再生手法に「2+α」を取り入れ、DINKS世帯に積極的に提案していきたいという。




















