「木造住宅の未来」でセミナー
住宅新報 2012年3月27日 号 25面

セミナー風景
日本ぐらし館木の文化研究会の第1回シンポジウム「地球環境に学ぶ木造住宅の未来」(アキュラホーム協賛)が3月21日、都内で開かれた(写真)。日本ぐらし館木の文化研究会は、京町家の伝統と住居機能性、文化を現代の住まいづくりに活かし、新たな日本の住宅のスタンダードを確立する目的で研究を行っている建築関係専門家の集まり。
当日はまず、メンバーである京都大学大学院工学研究科建築学専攻教授の鉾井修一氏が「地域の木造住宅に学ぶ省エネ空間設計」について、同じく同大学院工学研究建築学専攻教授の林康裕氏が「地域環境と木造住宅の耐震性」について講演した。林氏は京町家や宮城県民家(農家)を例に出しながら、「地域によって住宅の構造やm2当たりの重さも大きく異なる。地震環境も違うため、一律に耐震補強するのは難しい。設計・施工者の細やかな配慮が重要になる」と述べた。
シンポジウムの後半はパネルディスカッションが行われた。先の講演者のほかに京都を地盤とする大工棟梁や庭師らが加わり、それぞれの視点から地域に根ざした住まいについて意見を交わした。

















