木造用制震ダンパー 国交大臣認定を取得 東海ゴム工業
住宅新報 2012年3月13日 号 5面
東海ゴム工業(愛知県小牧市)が開発した、特殊粘弾製の減衰ゴムを用いた木造住宅用制震システム「TRCダンパー」がこのほど、国土交通省が定める壁倍率の大臣認定を取得した。数値は1.3。減衰ゴムを用いた部材としては、初の認定となる。
ダンパーに組み込まれたゴムが揺れに応じて伸縮し、地震エネルギーを熱に変換して吸収する仕組み。経年劣化しにくく、長期にわたって安定した性能を発揮するという。筋交い部分に設置するため、比較的安価に耐震リフォームを実現できるのも利点。リフォーム時の導入実績は、約800件に上る。
壁倍率は耐力壁の性能を示すもの。建築基準法で0.5倍~5倍までの範囲で定められており、規定値は住宅によって異なる。これまでは別の認定取得部材により規定値を満たす必要があったが、今回認定されたことで、耐震補強部材としてより導入しやすくなった形だ。

















