リクルート2012年トレンド予測 住まい選びは「職近・親近」 「都心コンパクト」「『共育』二世帯」に注目
住宅新報 2012年1月17日 号 13面
リクルートは1月10日、住宅、旅行、日常消費、美容、進学、就職の各分野について「2012年のトレンド予測」を発表した。住宅分野のキーワードは「職近・親近」。情報誌やウェブで不動産情報を提供しているSUUMOの池本洋一編集長は、首都圏のファミリー世帯の住宅の選び方として、職場からの距離を重視した「都心コンパクトマンション」と「『共育』二世帯住宅」が伸びていくだろうと予測した。いざというときに子供を守れることと、経済合理性を両立したいと考えるため。
池本氏は、背景としてまず、共働き夫婦の増加と、収入の伸び悩みを挙げた。加えて、昨年3月の震災では多くの人が電車がストップして帰宅できず、「誰が子供を守るのかという問題を付きつけられた」ことを指摘した。そこで、職場からの距離を優先し、親が通勤圏内にいない人は、自分で子供を守り育てることができる都心のコンパクトマンションを、親が通勤圏内にいる人は二世帯住宅を選択する傾向が強まると予測した。
コンパクトマンションは「経済面を考慮し、物件価格は抑え目。将来の買い替えを視野に入れており、資産価値が落ちにくいことも決め手の1つとなる。そして通勤時間は都心の職場から30分以内で、有事の際は徒歩1時間で帰宅できる5キロ圏内が理想の立地」(池本氏)という。

















