歴史的建物の外壁を新築にそのまま活用 オリックス不動産 大阪のマンションで 当時のモダンな趣を残す
住宅新報 2012年1月10日 号 10面
オリックス不動産は3月から、歴史的建造物の外壁をそのまま活用し、当時の趣を残す「淀屋橋マンションプロジェクト(仮称)」(大阪市中央区)の販売を開始する。
同プロジェクトは、1918(大正7)年築の既存建物がある場所で進行中のもの。「既存建物は、淀屋橋エリアを代表する歴史と建築美を備えたモダンな建物で、周辺景観の重要な要素となっている。取り壊すよりも、その雰囲気を残す意義深さを感じた」と同社では話している。
既存建物の北側と東側の外壁を残し、その他の部分は解体。解体した部分に新築マンションを建て、残した外壁をそのマンションにはめ込む形式だ。外壁をはめ込む際には「曳家(ひきや)工法」を採用。外壁の下にレールを敷き、新築部分の壁まで引き寄せる。地震などの応力に対して新築の構造と同じ挙動となるように、新築の壁とアンカーボルトなどで固定する。

















