旭化成ホームズ、フォーラム開催 郊外団地をどう引き継ぐか
住宅新報 2011年12月13日 号 17面
旭化成ホームズの「くらしノベーション研究所」は12月6日、6回目のフォーラムを都内で開いた。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授の大月敏雄氏が「多様な家族が循環的に住み続けられるための地域と住まい―近居・隣居はなぜ大切な現象なのか?」をテーマに講演した。
大月氏はまず、1家族に1つの住宅という政策のもと整備されてきた郊外の住宅団地について「次の世代にどう引き継ぐかが課題。家族は変化していくものなのに、どういう空間や装置で対応していくか、これまで考えられていなかった。地域に愛着を持つような取り組みもされていない」と問題点を指摘した。
そして、これからは多様な人を惹きつける仕組みが必要で、そのためには「戸建てや集合、長屋といった多様な住宅が地域にあることが重要。加えて教育・福祉などのサービス、デザインなどの面でも様々な要素を考慮した住宅地を形成していかなければならない」と述べた。実際に、戸建て分譲団地にマンションが隣接している地域では、マンションから戸建てに住み替えたり、戸建てに住む親世帯に近いという理由で子世帯がマンションを購入するケースも多いという。

















