イノーヴ 『ワイン』でコンセプト賃貸 ソムリエが管理人、貯蔵庫も完備
住宅新報 2011年11月15日 号 12面
リブラングループでマンション管理事業をメーンに手掛けるイノーヴ(東京都板橋区、鈴木貴幸社長)は、11月1日の社名変更と共に新たな事業を立ち上げた。今後は管理業以外にも事業領域の幅を広げる方針だ。
新規事業は、コンセプト賃貸マンションの開発。第1弾は「ワイン」をテーマとしたもので、「ワインアパートメント」としてシリーズ化していく。既に東京都渋谷区で、13年春の竣工を目指し建設に着手している。
その開発に先駆けて、フランスの高級ワイン「ボルドー」を取り扱うグループ会社「BWBジャパン」を設立。東京・六本木には高級ワインを気軽に楽しめるワインバー「マックスボルドー六本木」をオープンしている。ワインアパートメントは、BWBジャパンとコラボレーションして開発する。
建物の1階部分にはワインバー「マックスボルドー」の店舗が入り、エントランスホールとのつながりの中でワインを楽しめる設計とする。また、最大1万本のワインを収納できる貯蔵庫「ワインカーブ」を地下に用意。各住居内には、ビルトインのワインセラーなど特別な設備を設ける。
管理人にはソムリエを派遣(清掃スタッフなどは別途派遣)し、ワインのアドバイスや部屋での抜栓サービス、ルームサービスなどを提供する。「ワイン愛好家は、その価値が分かる人と一緒に語らい、ワインを飲みたいもの。これ以上ない最適な管理人」(同社)。物件の監修は、日本を代表するソムリエ・石田博氏が担当する。
今回の開発では、物件賃料を相場よりも3割増しに設定する予定だ。今後は自社開発以外にも、土地の有効活用での提案、また、分譲マンションへの導入も視野に入れるとしている。

















