表参道、代官山、自由が丘…… 人気エリア、世帯数が軒並み減 厳しい経済環境反映
住宅新報 2011年11月8日 号 14面
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が調査した「23区内駅別世帯増減ランキング」によると、表参道、代官山、自由が丘といった人気の高いエリアで軒並み世帯数が減少していることが分かった。同社では、「地価・賃料水準が高いエリアの一部で、世帯減少が生じている。昨今の厳しい経済環境により、理想とする『住みたい駅』と『現実に住む駅』のギャップが生じているようだ」としている。
同調査は、東京23区内の過去5年間(06~11年)の住民基本台帳を利用し、駅別に世帯増減数を算出したもの。なお、11年1月1日現在のもので、震災の影響は考慮されていない。
減少数が最も多かった駅は表参道で、5年間に599世帯減少した(減少率9.0%)。2位は外苑前でマイナス246世帯(同8.1%)、3位は代官山でマイナス233世帯(同3.6%)。以下、渋谷(減少数153世帯、減少率2.7%)、自由が丘(同89世帯、同1.1%)だった。
一方、増加した駅のトップは、5年間で5785世帯増加(増加率36.5%)した豊洲。2位は北綾瀬(増加数4657世帯、増加率9.0%)、3位は勝どき(同4320世帯、同29.7%)。以下、泉岳寺(同3705世帯、同36.7%)、錦糸町(同3254世帯、同19.1%)の順だった。
増加エリアについて同社では、「開発用地が豊富な湾岸への新規供給と、都内の大型オフィス供給が山手線の秋葉原~品川間に集中したことを背景に、職住近接を望む世帯が増加しているようだ」と分析している。

















