不動産テック協会 日韓のテック企業が交流 コミュニケーション革命へ
住宅新報 2025年6月3日 号 8面

不動産テック協会(東京都渋谷区)は、海外交流イベント『日韓プロップテック交流会2025』を5月26日から2日間にわたり、東京都内で開催した。同協会と、韓国でプロップテック(不動産テック)の普及を推進している韓国プロップテックフォーラム(協会)の会員企業12社を交えて、両協会の会員各社が参加した。両協会は同じ時期の18年度に設立している。超高齢化社会などの国情も似ている側面が少なくなく、相互に最新の技術の紹介や情報を交換した。
冒頭で、不動産テック協会代表理事の巻口成憲氏(リーウェイズ代表取締役CEO)は、「韓国で先進するテックプレーヤー各社を迎えた。人的なネットワークの構築や事業連携などに期待している」と開催の趣旨を説明した。
韓国は、世界有数のICT大国で5GやIoT、AI(人工知能)などの先端技術が普及している。プロップテックの普及環境が整い、成長市場として注目されている。
基調講演で、韓国プロップテックフォーラム議長のぺ・ソクフン氏(建設テック企業のCupix代表)は、「当協会の会員には、不動産・建設、不動産投資開発、シェアオフィス、教育、遠隔医療といった隣接業界など多様な企業が参画する。会員数は設立時の26社から現在は320社に、現状で会員各社に対する累計投資額は約6297億円、売上高合計は約2362億円となり、急速に成長している」と説明。「韓国は、投資市場の萎縮と不動産市場の低迷の二重苦の環境下にある。超高齢化社会が進展し、一人暮らし世帯が増加する社会課題を抱えている。日本と共にこれら対策の研究開発を急ぎたい」と強調した。














