estie 賃貸住宅データ提供開始 多角的な分析支援
住宅新報 2024年10月29日 号 8面

estie(東京都港区)は、賃貸住宅領域の網羅的なデータベースの新サービス『estie レジリサーチ』の提供を10月24日に開始した。調査したい物件を起点にした様々な情報収集や、多角的な分析資料の作成が容易になる。同日の記者会見で、同社代表取締役の平井瑛氏は、「基礎データへの容易なアクセスと、取引プロセスでの不動産の透明性の向上に寄与したい」と提供の思いを説明した。
全国220万棟の建物情報や月次更新の900万件の募集情報、設備情報、過去数年分の賃料データが部屋単位で分かる。地図上で表示し、簡易なボタン操作でデータを加工できる。募集傾向や賃料推移の相場価格を把握しつつ、個別案件に着目して多角的な観点から分析できる。情報収集から価値向上分析、分析資料の作成を効率化する(イメージ図)。
先行導入で、A.P.アセットマネジメント(東京都千代田区)、鹿島不動産投資顧問(東京都千代田区)、京阪電鉄不動産(大阪市中央区)、清和綜合建物(東京都千代田区)、安田不動産(東京都千代田区)の各社が既に活用している。
同社事業開発担当の胡田隼也氏は新サービスについて、「収益不動産ストック290兆円の3分の1は成長領域の賃貸住宅で、物件取得競争が激化し、業務の効率化が必須となる。新サービスの活用で時間と手間の掛かるポータルサイトでの調査の手間がなくなる。賃料設定時の複数物件の稼働率や部屋単位の賃料をデータベースですぐに確認できる。データを集める・まとめる・加工するの全てを簡便に実現できる」と説明した。























