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スタンダード会員限定集合住宅と持続可能性 (株)キューブ代表取締役 天宅  毅 ▶(2) 持続性の高いイギリスの住宅

住宅新報 2020年4月21日 号 3面

総合
  • (株)キューブ代表取締役 天宅  毅

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日本の集合住宅は、いまだ持続可能性を獲得するには至っていない。一方世界には、高い持続性を持った集合住宅が存在している。それは、どのようなものなのか?それを参考に、日本で高い持続性を持った集合住宅を実現することはできないかを考える。

 イギリスの住宅の平均寿命は日本の約3倍。その多くが、各戸が地面に接している連続建ての集合住宅、テラスハウスである。イギリスでは200年以上前からテラスハウスは建設され、現在でも全住宅のおよそ6割(セミデタッチドハウス含む)を占めると言われている。

 イギリスのテラスハウスが高い持続性を持つ理由として主に2点が考えられる。1点目はレンガ積等耐久性の高い構造であること。もう1点は、接地型という建物形状がもたらす、設備更新のしやすさである。戸建てと同様に共用配管が建物外部の地下に埋設され、設備の個別更新が可能であり、設備の近代化に容易に対応することができた。

 以上の様に、構造耐久性の高さと設備更新のしやすさによって、ライフスタイルや時代の変化に対応し、高い持続性を持つ事につながったと考えられる。

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