全館空調の戸建てはダニアレルゲン量が明確に低減 パナソニックH調べ

パナソニックホームズは6月5日、戸建て住宅における空調方式の違いが室内のダニアレルゲン量に及ぼす影響に関する調査結果を公表した。近年、夏季に高温多湿な気候が続き、室内でダニが繁殖しやすくなっている住環境を受け実施。2024年7月から25年6月の期間、省エネ地域区分5・6の地域(関東から九州)の人が居住する戸建て住宅36棟を対象に、住宅全体をまとめて換気・空調する「全館空調」と、各居室に設置された壁掛けのルームエアコンを用いて在室時のみ運転する「個別空調」の2方式の空調方式ごとに、床・寝具中のダニアレルゲン量、室内の温湿度、空気質を実測すると共に、居住者に、アレルギー症状が倦怠感や疲労感などの QOLに及ぼす影響について アンケートを実施し、各項目への影響を分析した。
それによると、全館空調を導入している住宅は、個別空調の住宅に比べ、室内の平均湿度がダニの繁殖しにくい水準に保たれていたほか、床・寝具中のダニアレルゲン量の明らかな減少が見られた。また、居住者へのアンケートでは、アレルギー症状による倦怠感や疲労感を感じた人の割合も低かった。
これらの結果から、夏季における住宅内の湿度環境は空調方式の違いによって左右され、ダニアレルゲン量や居住者のQOLに影響を及ぼす可能性が示された。

















