トランスジェンダーの公衆トイレ利用実態を調査 TOTO

TOTOは「性的マイノリティのトイレ利用に関するアンケート調査」について、トランスジェンダーのセクシュアリティ別や建築用途別の分析、シスジェンダーとの意識の違いをまとめた結果を公表した。性的マイノリティの中でもトイレに困ることが多いとされるトランスジェンダーの公衆トイレの利用実態やニーズの把握を目的に、性的マイノリティ専門のシンクタンク、LGBT総合研究所(東京都港区、森永貴彦社長)の協力のもと実施したもの。調査対象は全国の20歳以上のトランスジェンダー1000人とシスジェンダー1000人。
トランスジェンダーに外出先でのトイレ利用の際にストレスを感じることを聞いたところ、最も多く挙がったのは、「トイレ内の個室が空くのを待っている時の視線」(43.0%)、次いで「バリアフリートイレ・男女共用トイレの利用時、障がい者や高齢者、子供連れの人と遭遇すること」(42.4%)、「性別を問わず利用できるトイレがバリアフリートイレしかないこと」(42.1%)、「男女別トイレしかなく選択に困ること」(36.9%)が続いた。
交通施設・商業施設で男女別トイレしかない外出先のトイレを利用する際、ストレス・不満を感じるトランスジェンダーは39.5%で、更に属性別ではMtX(出生時に割り当てられた性別が男性だが、定型的な性自認に当てはまらない人)は53.2%に上った。更に男女別トイレの利用に「ストレスを感じる」回答者が利用したいトイレを聞いたところ、MtXで最も多かったのは「男女共用トイレ」(66.2%)だったが、FtX(出生時の性別が女性で、定型的な性自認が当てはまらない人)では「女性トイレ」が最も多く58.8%を占め、「男性トイレ」や「女性トイレ」を望む人もいるなど,属性によってばらつきが生じた。

















