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三菱地所ホーム本社「TOKYO BASE」に日経「ニューオフィス推進賞」

 三菱地所ホームは9月6日、本社オフィス「TOKYO BASE」(東京都新宿区)が、日本経済新聞とニューオフィス推進協会の主催する第36回「日経ニューオフィス賞」の「ニューオフィス推進賞」を受賞したと発表した。

 同社は旧社屋のあった「国際新赤坂ビル」の建て替えに伴い、22年6月に「新宿イーストサイドスクエア」7階に移転。これまでの固定席制度を廃止し、社員が作業やタスクに合わせて最適な座席を選ぶ「ABW(Activity Based Working)」型のフリーアドレス制を導入した。また、注文住宅事業で構造材に採用している国産材を執務空間の構成に活用したり、施工現場や製材工場で発生した端材や廃材を随所に再利用することで、環境保全に向き合いつつ、社員の感性を刺激したりアイデア創発の促進を図るといった機能の実装を目指した。

 同賞はニューオフィスづくりの普及・促進を図る目的で、創意工夫を凝らしたオフィスを表彰するもの。全国選出の「推進賞」のほか地域ブロック別でも選出が行われ、北海道事務機産業協会共催の北海道ブロックでは三菱地所グループオフィスが「北海道ニューオフィス推進賞」を受賞した。