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アキュラホーム、ウイルス対策標準化「地球と家計にやさしい家」発売

 木造注文住宅を手がけるアキュラホームは、ウイルス対策を標準化した新しい生活様式の家「地球と家計にやさしい家」をこのほど発売した。3月31日までの期間限定で300棟販売する。
 ウイルス対策のために導入した「ウイルスキラーエアシステム」は空気中のウイルスや臭いを撃退する。ドアノブやスイッチ、取手、手すりなどには、ウイルスを不活性化させる「ウイルスシールド加工」を施す。同社調査ではインフルエンザウイルスが10分後に99%減少。床や建具にも抗ウイルス仕様を施し、表面に付着したウイルスや菌の数を減少させる。
 そのほか、家族が家にいる時間が増えたことにより、くつろげる広いリビングのニーズに応え、折上げ天井を採用した天井高2700ミリメートルの「快適リビング天井」や、調湿効果、保温効果や森林浴効果などがある「オリジナルヒノキ無垢フローリング」を採用する。
 同住宅はZEH基準とし、太陽光発電システム3キロワットを標準搭載する。同社の社内研究所「住生活研究所」が従業員1000人を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症により変化する住まいのあり方調査」によると、コロナ禍において、外出機会が減少し、在宅勤務や家族が家にいる時間が増えたことで、光熱費の負担が増加している。それに太陽光発電等の需要が増加傾向にあるという。災害時における電源確保への期待も高まってきており、新商品では太陽光発電システムを標準搭載することにした。