連載 記事一覧
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東京カンテイ 12月分譲マンション賃料 『ドーナツ化』減少に変化 需要が更に外縁部へ
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた10年12月の3大都市圏における分譲マンション賃料(1平米換算)によると、都心部から近郊エリアへ移り住む動きを反映した『ドーナツ化現象』に、変化が見られた。首都圏ではこれ(続く) -
退去した高齢女性との長い付き合い、善行悪行の帳尻合わせ
7年ほど前、当社の管理物件に申し込みが入った。内容はデパート勤務の娘さんと母親での2人入居。審査の上では特に問題は無かったが、不安要素が一つだけあった。 まだ30代の娘さんが病気を持っていたのだ。病(続く) -
ソフト重視の〝子育て支援〟に注力 旭化成ホームズ・入澤敦子さん①
旭化成ホームズの強みは、二世帯住宅などの都市型住宅にある。そしてその強みを支えているのが、緻(ち)密なマーケティング調査とそれに基づく企画力。今回、ご登場いただく入澤敦子さんは、それらの前提となる研(続く) -
即座の対応が信頼感を高める
ビジネス社会では、すべての領域において、「スピード」が重視されます。「先手必勝」「先んずれば人を制す」という言葉があるように、他人よりも先に物事を行えば、それだけで有利な立場に立てるものです。 例え(続く) -
細野徹×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (6) ブリリア辰巳キャナルテラス 東京建物、日本土地販売
超高層ではなく地上15階建て、敷地内に自走式の駐車場、まるで郊外型物件のようなファミリー向けのパンフレット…。湾岸エリアに建設中の「ブリリア辰巳キャナルテラス」(東京建物、日本土地建物販売)は(続く) -
地域密着探訪 ERA東上不動産(埼玉県東松山市)
2代目就任、人材育成に尽力 社員の声に耳傾ける 「人材育成に力を入れる」。ERA東上不動産の宮村明彦社長は、そう話す。先代社長(現会長)の入院を機に、2代目社長に就任したのが4年前。現在44歳の若手経営(続く) -
業界の新年会風景 復調と変化の兆しを本物に
住宅・不動産業界団体の新年会は1月末まで続くが、中旬までに全国組織の団体が主催するものは終盤を迎える。そこに出席して気づいたのは、例年以上に出席者が多く、明るいムードが漂っていたことだ。「昨年より良(続く) -
裁量持たずに立ち退き交渉、「譲歩しない家主」に不満
数年前、ある家主から、建て替えによる入居者の立ち退き交渉を依頼された。私にとってはそれが実に不愉快なものになった。以下はその顛末である。 建物は2世帯の連棟式テラスハウスで、片方は家主一家が片方は賃(続く) -
「まずは聞き、謝る」 叱責を糧に成長を
仕事をしていると、ミスや対応のまずさなどが原因で、上司やお客様に「叱られること」があります。 叱られるのは、誰にとってもイヤなものです。一生懸命仕事をしているのに、評価してもらえない切なさや、自分自(続く) -
〝東急〟の信頼と重み、大切に 東急ホームズ・大沼健介さん②
東急ホームズの大沼健介さん(コンサルティング事業本部ソリューション営業部ソリューション営業2課)は、今年で9年目の31歳。2年ほど設計部門に所属していたことがある以外、一貫して非木造の建物による土地の(続く) -
信用した同郷の後輩が家賃滞納 「入居審査に私情は禁物」
「審査に私情を挟むのは禁物だった」と言っても、好みのタイプの女性客の審査を甘くした、という話ではない。 店番をしていると、30歳前後の女性が来店した。「夫婦と子供2人、それにペットの犬がいるんだけど(続く) -
細野徹×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (5)洗足ロッヂ 「大森ロッヂ」の矢野一郎氏
賃貸でコーポラティブ 設計以前に入居者を募集 大森ロッヂの大家である矢野一郎氏と、建築設計事務所アトリエイーゼロサンの天野美紀氏が、ユニークな賃貸マンションづくりに挑んでいる。 京浜(続く) -
逆恨みした滞納者のその後 生活困窮、明日はわが身
欠かさず見ているテレビドラマ「相棒」で、身につまされるストーリーがあった。12月15日に放送されたもので、転落死した若い男が、最終的には自殺であった、という、今までの刑事モノとは一線を画した風変わり(続く) -
細野徹×殿木真美子 旬な作品=住宅レビュー= (4)クロスエアタワー 東急不動産など
再開発で目黒区最大のタワー 排気・騒音対策でネック解消 東急田園都市線「池尻大橋」の駅を出て、渋谷方面に向かって246号線沿いを少し歩くと、突然巨大なドーム状の建造物が目に入る。それは、10年(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格天気図 11月
【全国】 「晴れ」は6(前月5)、「薄日」は10(同11)、「曇り」は9(同12)、「小雨」は12(同10)、「雨」は10(同9)地域。天気が改善した地域が7で、前月から半減した。「雨」「小雨」の地域でも停滞感が強い。(続く) -
カギを開ける!Part4
2010年11月16日号に、坂口有吉さんの「賃貸現場の喜怒哀楽」で、成立間近の「賃借人の居住安定確保法」が取り上げられていました。法律が施行されれば、滞納家賃の督促、悪質入居者への対応も今まで通りに(続く) -
不動産仲介業者の苦悩とチャンス
今日、不動産仲介業者は苦しい時期にあります。 特に、私が商売をしております高知ではリーマンショック以降、驚くほど状況は悪くなっております。 都会の方の状況はわからないですが、地方は高(続く) -
シニア住宅の提案でニーズを形に 東急ホームズ・大沼健介さん①
東急ホームズは、「ミルクリーク」ブランドによる注文住宅事業やリフォーム事業を展開していることで知名度が高い会社だ。しかし、今回ご登場いただく大沼健介さんは、コンサルティング事業本部ソリューション営業部(続く) -
危険な〝損得勘定意識〟 結果的に「損」は自分に
私たちは、誰しも自分なりの〝価値観〟を持っているものです。そして、価値観は十人十色。食べ物ひとつとっても、人それぞれ価値観は異なります。 たとえば、夕食の食材として野菜を選ぶ時も、健康を考えて有機栽(続く)