NTT都市開発は9月19日、同社が開発・所有し、グループ企業でホテル経営会社であるNTT都市開発ホテルマネジメントが経営するホテル「パティーナ大阪」(カペラホテルグループ運営、大阪市中央区、全221室)が、「AHEAD Awards ASIA 2025」において「スイート客室部門賞」を受賞したと発表した。
「AHEAD Awards」とは、イギリスのホテルデザイン誌「Sleeper」が主催するグローバルアワードで、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、中東・アフリカの4地域で展開されている。単なる見た目の美しさだけでなく、ユーザー体験やプロジェクトの実現性、革新性など多角的な視点で審査される。
今回受賞した「パティーナスイート」は客室タイプの中で最も広い233㎡の客室で、リビングや寝室のほか、キッチンやダイニング、大阪城を望むバルコニー、スチームサウナを備えたバスルームがある。大阪城にインスピレーションを得た客室デザインは、大阪城の建設当時から継承されてきた日本の匠の技を引き継ぎ、素材と質感を大切にしながら、木、石、左官、和紙等、日本の匠の技の集合体で構成している。
なお、NTT都市開発は、同じカペラホテルグループが運営する「カペラ京都(元新道小学校跡地活用計画)」の開業を2026年に予定している。