古民家宿の物語 日本全国リノベーション 21 静岡県下田市「見晴亭」(下) 運営資金を古民家宿で補塡
前回の記事で「NPO法人伊豆in賀茂6」では実績を出していても、運営資金に苦労していると書いた。それは代表理事の岡崎大五さんの言葉だ。なぜ資金的に厳しいのか、なぜ古民家を活用した民泊運営が救世主になったのか。そこには業界の課題があったのだ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦

前回の記事で「NPO法人伊豆in賀茂6」では実績を出していても、運営資金に苦労していると書いた。それは代表理事の岡崎大五さんの言葉だ。なぜ資金的に厳しいのか、なぜ古民家を活用した民泊運営が救世主になったのか。そこには業界の課題があったのだ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
下田に築五十数年の古民家宿がある。それは、下田あじさい公園内にある「見晴亭」という民泊施設だ。下田周辺には、なまこ壁の100年を超える古民家も多く、それに比べると新しい部類に入る。それでも稼働状況は悪くない。運営する団体に立ち上げの経緯を聞いた。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
コロナ禍前は、多くの外国人観光客も来ていた。辺境の宿に足を延ばして来たという。立地が、九州の山奥の高千穂、そこから更に谷沿いの細い道を伝って行った先にもかかわらずだ。一方、コロナ禍で旅行者は激減したものの、別の生業で売上増を達成している。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
古民家宿へのリノベーション工事は、構想から資材調達や施工と時間をかけて進められた。更にデザインについては、地元ではなく外からの新しい発想を取り入れることにした。結果として古民家でありながらモダンさを兼ね備え、小さな集落で異彩を放つことに。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
ご先祖から受け継いだ古民家をリノベーション工事する。時間と労力、そして資金を投入するため、相当な覚悟を必要とする。それも人里離れた山の中となればなおさらである。将来世代を見据えた古民家宿の取り組みとは何か。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
秋津野ガルテンでは、コロナ禍を見据えたかのような取り組みを始めていた。それはワーケーション事業だ。そのための施設がコロナ禍前に始まっていたのだ。宿泊や飲食事業が落ち込み、それらを補塡するかのようだった。地域農業とITの先端技術との融合が吉となった。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
前回では、秋津野ガルテンの原点として「秋津野塾」による地域活動を紹介した。経済不安、若者の流出、後継者問題などを話し合ってきた関係性が蓄積し、その前提があったことで木造校舎の課題にもスムーズに入れたそうだ。そして県外にまで大きな共感を呼んだ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
今回紹介するのは、かつて小学校の木造校舎だった建物だ。「秋津野ガルテン」という和歌山県田辺市にある施設。都市と農村の出会い・交流を目指す拠点になっていて、地域住民との交流を外国人旅行者(コロナ禍以前)等も楽しんでいた。宿も併設している。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
「神楽の館」という宿の名前だけあって、実際に地元のための夜神楽会場になっている。もはや宿がオマケのようである。だから宿泊者は、神楽の雰囲気を身近に感じられ、高千穂ならではの体験を持ち帰ることができる。大変珍しい古民家宿なのだ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
今回紹介する古民家宿は、建物を保存するために移築した物件だ。場所は、宮崎県高千穂町にある。天岩戸神社から車10分ほどでたどり着く「神楽の館」という名前の宿で、地域の文化、夜神楽を守るため、地元の有志が立ち上がって施設としてスタートさせた。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
宿はあえて手を加えず、ほとんど改修工事なしのスタートだった。一昨年前までエアコンがないほどで、それでも決してクレームにならなかった。古き沖縄の生活体験をコンセプトに、コロナ下にあって、予約状況は悪くはない。宿への想いや今後の展望について聞いた。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
沖縄の古民家は、建物自体も魅力的であるが、集落丸ごとエキゾチックな場所がある。沖縄の城下町のような一角に非日常的な空間があり、当時の暮らしに思いをはせることも可能だ。だからコロナ下であっても予約は比較的に好調だ。引き続き、沖縄からである。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
沖縄の本部半島にある古民家宿「陽瑠寝(ひるね)」は、ありのままの沖縄を体験できる施設だ。リノベーションを少なく抑えて、最近まで住んでいたかのたたずまい。鳥や虫の声に耳を傾け、夜は満天の星空を仰ぐ。オーナーの上地さんは、地元の繋がりからこの建物に出会えた。ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
今回紹介する宿は、沖縄県北部の名護市から車で20分ほど、本部半島の突端付近にある。那覇のような都市とは異なり、古き沖縄の文化を兼ね備えた景色が広がる。近隣には「美ら海水族館」もあり、観光地としても注目度が高い。コロナ下にあっても人気上々だとか。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
椿ハウスのある千葉県神崎町は、観光地ではない。大きな集客は見込めないが、空き家活用という目的は達成している。更に建物の周辺の整備を施すことで、荒れた景観が美しい里山に変わり、憩いを求めてやって来る人も増えたそうだ。コロナ下の現状を聞いた。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
当初の椿ハウスの活用は、イベント中心だったことで、その後の宿運営に好影響をもたらしている。椿邦治さんが毎月のようにイベントを開催していたのは、雰囲気をどうつくっていくかで、その後のブランディングに左右すると考えたからだと言う。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
千葉県北部にある発酵の町で知られる神崎町。そこに築50年の古民家を修繕して、田舎体験のイベントや宿泊もできる「椿ハウス」がある。ハウスメーカー以前の大工さんが建てた旧来型の住宅は、地方に多く残り、それを新しい使い道で、魅力的な空間になった事例だ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
オーナーの西村さんは、13年から毎月のように瀬戸内海を訪ねて、地域とのコミュニケーションを取ってきた。すると、汐見の家が地域の拠点として地元から認識されるようになった。現在、2人の女性が島外からやって来て、運営管理をしている。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
西村さんは愛媛県古民家再生協会というサイトを見つけ、連絡を取った。代表である武知さんという女性建築家の方が、13年10月に佐島に来られ、古民家鑑定をしてもらった。結論としては、再生可能であるということが明確になった。いよいよスタートだ。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦
瀬戸内海は、世界でも希少な凪(なぎ)の海を誇る。小さな島々が点在していて、その1つ、佐島が今回の舞台だ。四国と本州を結ぶ「しまなみ海道」に近く、所在地は愛媛県になる。先祖の家を守りたいと東京在住のシングルマザーが立ち上がり、宿にすることになった。 ライター/インバウンドコンサルタント 此松武彦