トータルブレイン 沿線力と再開発がカギ(下)
住宅新報 2026年6月23日 号 5面

トータルブレイン(東京都港区)の分析レポート『今後のマンション市場の狙いどころはどこか?』によると、都心から40~60分圏内の実需市場に注目が集まる中、乗降客数の増加率、借家世帯数の伸び、賃料水準、供給量などを分析し、「穴場沿線・穴場駅」の存在を明らかにした。
東京23区では、城東エリアの京成本線や京成押上線、総武線沿線を有望視している。特に京成高砂や京成立石、新小岩、小岩などは再開発が進み、交通利便性向上への期待も高い。供給量に対して需要が底堅く、今後の賃料上昇の余地も大きいとみている。城北エリアでは赤羽周辺の価格上昇を受け、北赤羽や浮間舟渡、志茂、王子神谷などを注目市場とする。足立区では綾瀬、北綾瀬、西新井、六町なども高く評価している。いずれも都心へのアクセスに優れながらも、価格帯は1億円未満に収まるケースが多いという。神奈川方面では、京急線や相鉄新横浜線、南武線沿線を有望視している。都心直通化や駅前再開発の進展により、居住地としての評価が高まっている。埼玉や千葉でも、主要ターミナルへのアクセス性を備えたエリアには、実需層の需要が見込めるという。





















