三菱地所 26階建てビル竣工 大手町を神田をつなぐ 橋や船着場も整備
住宅新報 2026年8月4日 号 15面
三菱地所は7月31日、農林中央金庫、日立プロパティアンドサービスなどと共に東京都千代田区内神田1丁目で開発を進めてきた「大手町ゲートビルディング」を完成させた。東京メトロ大手町駅から徒歩3分、神田駅から徒歩6分の日本橋川沿いに建つ地上26階地下3階建てのオフィスビル。延べ床面積は約8万5000m2。
ビル開発と併せて目の前の日本橋川に歩行者専用の橋を整備。広場や緑道、丸の内シャトル乗降場も新設した。「日本経済をけん引してきた大手町と、江戸文化の創造拠点である神田という2つの街をつなぐ結節点となるビル」(同社)と位置付ける。両エリアの回遊性を高め、賑わいをもたらす。
オフィス満床
8~25階の一般賃貸オフィスフロア(基準階面積約620坪)は、同社グループ会社のほか、メーカーや建設会社などが入居し、既に満床。大手町エリアの相場並みの賃料で成約したという。そのほか、18階には貸し会議室などのある就業者ラウンジ、大規模な入居工事の必要がないハーフセットアップオフィス、4階には2人用から約20人用まで様々な規模のサービスオフィスも用意した。
ビルの下層階には、農と食のビジネス・産業支援施設「ミノリワ」を設けた。8月31日に開業する。食品メーカーや流通、飲食店などのコミュニティーの場とする。現在約30社が加盟しているが、将来的には100社規模を目指す。
今回、歩行者専用の橋「仲通り散歩橋」に加えて、防災船着場「鎌倉河岸船着場」を新設。同日完成記念式典を開き、いずれも千代田区に引き渡した。
























