トータルブレイン 超富裕層市場に広がる (下)
住宅新報 2026年6月2日 号 5面

トータルブレインがまとめた『1億・2億・3億ションのグロス価格別の億ション市場に関する分析レポート』によると2億ション・3億ション市場も、価格の高騰によって商品性の変化が急速に進む。従来の『広面積・ハイエンド住宅』から、『高単価・コンパクト化住宅』へ転換が進行している。
2億ション市場では、2000年代前半には、130~180m2台の大型住戸が中心で、超都心の富裕層向け商品が主流だった。現在は平均坪単価が1000万円近くまで上昇する一方、平均専有面積は70m2台まで縮小。港区や千代田区に加え、池袋、文京、月島、芝浦などの都心隣接エリアへ供給が広がる。代表例では、『プラウドタワー池袋』や『セントラルガーデン月島ザタワー』などが挙げられる。いずれも70m2前後の3LDKで、2億円台を形成し、アッパーサラリーマンや富裕層のセカンド需要、投資需要を取り込む。3億ションは、23年の『三田ガーデンヒルズ』が転機となり、分譲単価は一気に上昇。25年には、平均坪単価が1800万円台に到達。平均価格も4億円台前半へ上昇した。





















