トータルブレインのマンション最前線 埼玉・分譲開発エリアのキワ 京浜東北・埼京線は全線で供給可能
住宅新報 2025年6月24日 号 5面

トータルブレインがまとめたレポート「分譲マンション開発エリアの際(キワ)はどこか?」から、埼玉編を紹介する。現状の建築費で1坪当たりの分譲単価200万円台前半は不可能であり、今後の分譲マンション事業を単価300万円スタートを前提とした場合、グロス価格5000万円台後半~6000万円台前半にターゲットがついてこられるエリアはどこまでかが、市場限界点となる。
路線ごとに見ていくと、京浜東北線は沿線全域で単価相場が300万円以上で、全駅がマンション供給可能エリアとなる。川口、南浦和、北浦和、さいたま新都心駅では徒歩10分圏が単価400万円台で、浦和駅は単価500万円台。大宮駅は供給量が多く、需給バランスの悪化で24年までは単価300万円台後半の供給実績だったが、今後は好立地であれば400万~500万円前後まで上昇する可能性は高い。
JR埼京線も全域が単価300万円以上の相場と判断されるため、全線でマンション供給が可能。特に武蔵浦和駅は駅近好立地であれば400万円台に上昇する可能性も高く、大宮駅も400万円台後半~500万円前後と考えられる。JR川越線は運行本数が少なく、都心アクセス面が弱いため、沿線の市場が小さい。200万円台までの市場と考えられ、供給は300万円での事業が可能な川越駅に集中している。川越駅では今後の計画も多く、需給バランス面がやや懸念される。





















