廣田 信子の紙上ブログ No.419 マンション管理応援歌 自分の目で見て気に入った施設を探す
住宅新報 2024年6月11日 号 5面

先日、友人の義理のお母さんが89歳で施設入居をしました。古い戸建て住宅で暮らしていたのですが生活と火事等が心配で、子供たちの助言に従って渋々でした。年金は少額で貯蓄がないため、家は処分し、入居費用を賄えるようにしました。子供たちも頻繁に施設を訪れるのですが、その度「姨捨山に捨てられた」なんて言うそうです。食事の心配もいらなくて快適なはずなのに…です。昔の方なので、子供と一緒に暮らすことが幸せだという意識があるのです。施設の介護士の方も慣れたもんで明るく対応してくれているようです。
子供が老後の面倒を?
ご近所でも、近くに住む高齢のお母さんの世話に疲れて、高齢者施設の見学に行っても、どこも気に入らなくて、あきらめて面倒を見ているけれど、もう自分が精神的に参ってしまいそうだという方の話を聞きました。私は、子供に老後の面倒を見てもらいたいとは全く思わないのですが。ご高齢の方の中には、「子供が面倒を見てくれなくて施設に入れられた」という意識が植え付けられているのですね。介護保険法がスタートしたのが2000年、その後2006年に老人福祉法の改正で老人ホームがどんどん増えました。20年前の記憶がある方々がまだいるのでしょう。





















