三菱地所「災害ダッシュボードBeta」 実装見据え災害時情報連携
住宅新報 2022年2月22日 号 4面
連載: 業界これだけ読めば
防災関連のツイッター情報表示実験
「災害ダッシュボード」は、デジタルサイネージ版とウェブ版で構成され、実証実験期間は、21年11月から22年2月までの4カ月間。今回は、ツイッターを利用した情報提供のほか、エリア内の約100台のデジタルサイネージに対して緊急放送の遠隔機動、エリア巡回バスによる災害時の負傷者搬送の実験を行った。デジタルサイネージ版では、災害時の公式ツイッター情報を、自動的に取り込む。画面上のQRコードを読み取ることで、リアルタイムな施設の満空室情報を確認できる。
巡回バスによる負傷者搬送は、同社と千代田区、日の丸自動車興業、JR東日本の協定に基づくもので、エリア巡回バス「丸の内シャトル」で、車椅子に乗った中等症相当の負傷者を、丸の内二重橋ビルと丸ビルの仮救護所、JR東京駅を経由して聖路加メディローカスへ搬送する。
デジタルサイネージによる緊急放送をリモートで切り替えができるように遠隔操作装置を試作。緊急切り替え機とスマートフォンアプリで、夜間などスタッフがオフィスにいなくても対応できるようにする。
大丸有エリアにおいては、帰宅困難者が約4万2000人、受け入れ施設の定員を約2万5000人と推計。18年度には、災害時の負傷者情報や被災状況など、街と人の情報をリアルタイムに収集・提供する「災害ダッシュボード2.0」の実証実験を実施した。一定の成果を得て、20年1月には同「3.0」、昨年は災害対策支援機関などとの情報共有やデジタルサイネージなどを活用した同「4.0」の実証実験を行っている。























