廣田 信子の紙上ブログ No.232 マンション管理応援歌 「100年マンション」をただの呪縛にしない
住宅新報 2020年3月10日 号 5面

廣田信子氏
マンションの長寿命化に欠かせない給排水設備の更新(新しいものに取り換える)に対する関心がようやく高まってきたと感じます。更新したかどうかは高経年マンションの市場価値にも直結します。概ね30年以上前の給排水設備の材料や工法は長寿命化には不向きなので、いつかは取り換えなければなりません。今は材料も進化しているので一度取り換えれば建物の寿命までもつので、漏水を防ぐためにも、更新は早ければ早いほどいいと専門家は言います。
先日相談があった築45年のマンションは、「100年マンション」を目指していると言います。しかし、給排水管は、更生工事(管の内壁をライニング)を重ねてできるだけ今のものを長持ちさせるつもりだ…と。それで間違いないかと確認したい様子です。
築45年のマンションが築100年を目指すのなら、今度は「更新工事」を検討したらどうですか。いつかは、更新しなければならないのだから、と話すと…。これまでライニングで乗り切れたし、ライニング工事の業者はまだ大丈夫だという。桁違いにお金が掛かり、工事中の負担も大きい「更新工事」は必要ないと強く主張する元修繕委員長がいるから難しい…と。





















