トータルブレインのマンション最前線 首都圏市場19年総括と20年の課題と展望(上) 価格高止まりで販売スローペース
住宅新報 2020年3月10日 号 5面
マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、「19年首都圏マンション市場総括および20年の課題と展望」と題したレポートをまとめた。2回に分けて紹介する。
前半は19年の市場総括。同レポートではそのポイントとして次の3点を挙げている。
1つ目は、価格の上昇と高止まりで販売がスローペースとなり、新規供給戸数が減少したこと。19年の新規供給戸数は3万1238戸で前年比15.9%減の大幅減となった。エリア別で見ると埼玉以外はすべて前年割れとなり、特に都下・千葉での供給が30%以上減少した。売れ行き好調な東京23区でも前年比13.9%減。これは収益物件との用地取得競争が激化した影響と想定される。また、現在も超低金利と価格の右肩上がりは続いているため、ディベロッパーとして販売期間の長期化が大きなマイナスになることも少ないため、各社とも価格を下げずに時間をかけて販売している。郊外を中心に販売ペースが上がらないため、結果として新規発売戸数も伸びなかった。





















