同じ人が理事を続けることの問題点をつく、ある方の言葉にはっとしました。理事を長く続ければ、その人の持つ知識や情報が圧倒的に多くなる。他の理事と知識や情報量に差があり過ぎると、議論にならないし自分で考えなくなる。それが「役員のなり手不足」や「理事会出席率の低下」につながる。その理事が優秀であればあるほど、差が大きくなる弊害があるというのです。
理事長が長いと、独断で進めるつもりはなくても、圧倒的な経験や知識、情報を持つ人に対して、自分はあまり知識がないと思っている人は意見を言えない…というのはよく分かります。結果、黙っていることになり、だったら別に自分が出る必要もない…という意識になってしまいます。ですから、基本的に輪番で2年任期の半数交代制で理事は替わったほうがいい。理事長経験者等は、現理事たちが積極的に議論し主体的に取り組むのを、少し引いたポジションで見守り、どうしても必要な時にアドバイスするぐらいがいい…と。その方のマンションは、このやり方で活発な管理組合運営を維持しています。
大事なのは、理事が同じ土壌で話し合いができること。更に、輪番制で多くの人が理事を経験することで、組合員の中に経験や知識を持つ人がだんだん増えてくること。管理組合運営が継続するためには、それがとても重要なことなのです。






















