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プレミアム会員限定トータルブレインのマンション最前線 価格上昇、商品企画でどう乗り越える(事例研究) 明確なターゲット設定が肝

住宅新報 2017年8月8日 号 5面

連載: トータルブレインのマンション最前線

 マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、「高値分譲を乗り越えるための商品企画研究」をテーマにレポートをまとめた。それによると、建築費の高騰などを背景に、マンション価格はこの4~5年で30%前後の大幅上昇となっている。それに対してマンションの商品企画自体はあまり変化しているようには感じられず、価格上昇をカバーするのは「好立地」と「低金利の住宅ローン」頼みで、最近はそれも厳しくなりつつあるという。今回のレポートでは、そうした状況下でも商品企画によって好調な販売結果を出した物件をピックアップし、要因を分析した。明確なターゲット設定が最大のポイントになっていることが分かった。

 同レポートではまず、この10~15年で、新築マンションのプラン・仕様・設備がどのように変化しているかを分析した。プランについては、構造コストが優先され、ワイドスパンやバルコニー出幅、柱外出し、玄関周りの演出、二重床・二重天井などがカットされ、ナロースパンの田の字プランを採用するケースが増えた。

 設備仕様や仕上げの変化としては、ディスポーザーやスロップシンク(バルコニー用の大型の流し)などが予算の都合でカットされるケースが多く、床暖房や食洗機などの必要最小限の設備に限定されている。玄関仕上げも天然石からタイルへとグレードダウン傾向が見られる。

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