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プレミアム会員限定トータルブレインのマンション最前線 首都圏中古市場研究(東京23区編) 狙い目は城北・城東、新築との価格差大

住宅新報 2017年6月13日 号 5面

連載: トータルブレインのマンション最前線

マンション・開発・経営

 マンションコンサルティングのトータルブレインはこのほど、「首都圏中古マンション市場研究・東京23区編」レポートをまとめた。それによると、前回レポートの対象だった郊外と比べて、東京23区は全体的に中古マンションの値上がりが大きく、価格差が縮小していることが分かった。ただ、区別や沿線別で細かく見ると、まだ価格差が大きく、つまり中古の価格競争力が高いため中古ビジネスの狙い目といえるエリアがある。例えば城北・城東エリアがそれに当たるという。

 直近4年間(16年と12年の比較)の中古マンション価格(成約単価)上昇率を見ると、東京23区全体では27.5%上昇している。新築の上昇率は25.4%。エリア別では、「都心」が最も上昇率が大きく、29.2%だった。港区(44.8%増)や文京区(40.7%増)、渋谷区(38.9%増)の大幅増が目立った。次いで大きいのが「城東」で27.3%増。都心寄りで利便性評価が上昇した江東区や台東区、墨田区が30%以上の値上がりとなった。3位は「城北」で26.0%増。都心に近い豊島区(36.4%増)が大幅増だった。4位は「城南」。従来から高めのエリアであり、23.8%増にとどまった。そして最も上昇率が小さいエリアは「城西」(21.2%)だった。

 路線別で単価上昇率を見ると、沿線力が高く、マーケットの大きいJR路線が、新築・中古ともに価格が上昇している。新築に比べて中古の上昇率が低い路線は中央、京王、井の頭、西武新宿、京急などで、中古マーケットにとっては割安な注目の路線であり、新築マーケットは要注意といえる。一方、新築に比べて中古の上昇率が高い路線(千代田常磐緩行、京浜東北、総武など)は、新築マーケットの狙い目と考えられるという。

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