今に生きる のれんの重み 連載・横濱市不動産のれん会 (1)岩本不動産・岩本敬社長 人脈が〝縁〟をつなげる
住宅新報 2015年6月9日 号 5面
毎月1回行われる定例会。役員会、月例会、情報交換会、講演会、そして懇親会がセットになったもので、横浜市内のホテルを借りて開催している。講演会は、業界関係者以外からも経済評論家、スポーツ選手、音楽家などを招き、普段だとなかなか聞くことのできない内容を意識したものにしている。毎月のこの定例会は非常に好評で、会員企業からも複数名参加し、平均60~70人が集まるという。
のれん会の毎月の会費は3万円(賛助会員は1万5000円)と比較的高めだ。「その分、会員の皆さんが満足していただける定例会を考えざるを得ない」と苦笑いする。ホテル会場の手配、講師選定、情報交換会の企画内容など、岩本代表を中心とした役員で考案する。適宜開催するゴルフ大会、野球観戦、旅行会などは実費だが、定例会の費用は会員の月会費から捻出される。だからこそ、定例会の出来栄えがそのまま、会員満足度につながる。
25年間、毎月欠かさず行ってきた定例会。岩本代表はその様子をずっと見てきた。とにかく、毎月最低でも1回顔を合わせることの重要性を痛感しているという。「困り事、相談事があれば、すぐに連絡でき、そしてすぐ解決してもらえる。人脈がまた人脈を作り、様々な縁をもたらしてくれる」。
岩本不動産は、この3月に〝還暦〟を迎えた。自身と同じ年齢だ。26歳の時から携わってきた不動産業。近年は、信託スキームを活用したプロパティ・マネジメントに注力している。「あと10年は元気いっぱいに頑張る(笑)」。そして、最近は次世代に「不動産業の在り方」をつなげていく役目も意識し始めた。
「『社会奉仕』『公正な取引』『依頼者のコンサルタント』『のれんの大事さ』。伝えていくことは、この4つの〝のれんの誓い〟だけです」























