藤澤雅義の賃貸管理 現場中継 (1) 自社管理の仲介に専念 ネット募集時も有利
住宅新報 2013年7月9日 号 6面
連載: 藤澤雅義の賃貸管理 現場中継
今号より、オーナーズエージェント代表藤澤雅義氏と同社幹部社員によるコラムが始まります。賃貸管理業で成功するための戦略と業務カイゼンを実践してきた同社のノウハウを、紙上で公開します。
当社では、全国の賃貸住宅の管理会社にコンサルティングをしている。その会社の『リーシング体制』を把握するため、最初にヒアリングをするのが『自社決め率』と『管理物件仲介率』の数値だ。このリーシング体制こそが、今後の賃貸ビジネスの展開を左右する重要なファクターになる。
自社決め率(表)とは、「自社の管理物件(月次管理料をオーナーから取得しているものをいう。多くの場合、集金管理をしている)を、対業者に頼ることなく自らリーシングしている割合」のことである。当然、自分の管理物件は自分で決めるほうが良いのだが、管理物件が多くなると、いくら仲介店舗があっても全部を自社で決めるのは段々と困難になり、他社に仲介をしてもらわざるを得なくなってくる。では、自社管理物件仲介率とは何か。これは、「自社での仲介件数のうち、自社管理物件の割合」のことである。多くの場合、仲介店舗を設けていても管理物件が少ないうちは、それだけでは商売にならないので、他社の管理物件や自主管理オーナーの物件を仲介する。しかし、管理物件が多くなっているにもかかわらず、自社管理物件をあまり仲介せず他社の物件ばかり決めているようでは矛盾していないか、という問題が生じる。オーナーに対する利益相反であるし、効率も悪いのではないか?
























