イーソーコドットコム・大谷巌一の物流不動産Bizにチャンスあり 第12回 「寄託」を理解し、紹介料を提案
住宅新報 2013年7月9日 号 4面
連載: 物流不動産Bizにチャンスあり
倉庫会社の基本ビジネスは、お客の荷物を預かって、料金をもらうこと。寄託(きたく)契約と言う。お客の了解を得れば、他の会社の倉庫で保管ができる再寄託(さいきたく)ということもできる。
この商習慣は古くからある。倉庫がいっぱいになってしまったところに、贔屓(ひいき)のお客から荷物保管の依頼を受け、断るに断れない困った状況に対応するためだ。相互扶助という観点が強いため、再寄託を依頼した倉庫会社は保管料のほんの少しの差額を手数料として収益にする。お客を紹介してもらった倉庫会社は、紹介料を払う文化がない。それが原因で不動産会社との間で大問題になったケースがある。
知り合いの倉庫会社の営業マンから一カ月後に倉庫が空くというので、お客を探して欲しいということだった。寄託でも賃貸でも倉庫が埋まれば良いということで、知り合いの不動産会社にも情報を流した。その不動産会社がお客を見つけてきてくれて、こちらとしても面目が立ったと一安心をしていたら、大問題が発生した。





















