連載 記事一覧
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今週のことば ●グリーンビルディング(3面)
省エネなど環境性能を高めたビルのこと。環境不動産ともいう。環境配慮に対する社会的要請の高まりから、その重要性が指摘されている。日本政策投資銀行(DBJ)は、グリーンビルディングの供給促進を目的に、「DBJグ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 不動産投資インデックス充実の目的は? 透明性向上で年金基金流入へ
記者A 不動産投資インデックスっていうのが今夏に公表されるんだって? そのインデックスって何? 記者B 不動産投資から得られる収益性を示した指標だよ。主に、一定期間の賃料収益などから得られるイン(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (75) 東京地下鉄有楽町線「東池袋駅」 少ない高額賃料帯
今回の「賃貸市場の狙い目」では、東京地下鉄有楽町線東池袋駅を取り上げた。20~30m2台の面積帯が全体の約60%を占め、10万円未満の賃料帯が約65%となっている。20万円の高額賃料帯は8%程度だ。 25m2タイ(続く) -
松岡英雄新住まいの「ことわざ」 <122> 家貧しくして孝子あらわる
昔、近所に母子家庭の家があった。子供が5人いて、下の2人は私と年齢が近かったので一緒に遊んだりした。その2人は週に何回か、すぐ上の兄と夕方の駅前で靴磨きの仕事をしていた。そうやって苦しい家計を支えて(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (33)
【問題4-11】 平成24年6月1日からAがBの所有地を賃借して建物を所有している場合に関する次の記述のうち、借地借家法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)AB間で契約を更新した後に、(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<60> やはりモルモットなのか 耳を傾けない現場の医師
健康障害を恐れる 福島県民が今最も頭を悩ませ、恐れているのは放射性物質が引き起こす健康障害である。だが県の対応を見る限り、そこに手を差し伸べようという気はないらしい。 ある会合では原発立(続く) -
米国不動産流通システムに 学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 〈6〉 ホーム・インスペクションの制度化 検査基準標準化で消費者保護実現
米国では、建物検査(ホーム・インスペクション)の制度化が進んでいる。01年から検査基準やインスペクターの資格制度が普及し、現在30州で制度化。中古流通促進に寄与している。第6回はインスペクション制度の経(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(5) 奈良市・変わる三条通り 開放感あふれる空間に
完成間近の都計道路 奈良市の中心市街地を東西に横切る三条通りは、太陽の道と呼ばれ、そのルーツは1300年前の奈良時代に遡る。JR奈良駅前から猿沢の池に至る約1キロは古くから代表的な商業地域であり、か(続く) -
今週の糸口 住まい論議は「自立」が前提
住まい方、暮らし方という言葉には、どこか違和感を抱いていた。 それらは「生き方」の一部なのだろうが、自分の生き方に合わせて家を建てる贅沢など、ごく一部の富裕層の世界と感じていたからだ。(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第10回 賃貸住宅市場 「需要底堅い法人とシニア」 積水ハウス・東京シャーメゾン事業本部執行役員事業本部長 堀内容介氏に聞く
「点検 不動産投資」の賃貸住宅投資市場を検証するシリーズ4回目は、低層賃貸を取り上げる。賃貸住宅の巨大市場である首都圏の市場構造が変わりつつある現状を、積水ハウス・東京シャーメゾン事業本部、執行役(続く) -
★相続支援隊★ 相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第6回 異なる相続順位間での相続分の譲渡 登記申請の協力が必要
数次相続が発生し、異なる相続順位間で相続分の譲渡をした場合の注意点を解説します。 弁護士さんから紹介された、遺産分割調停の案件での話。当初の相続人は被相続人の子どものAとBでしたが、相続登記をしな(続く) -
ひと 進化する2×4に夢託す 更なる耐火認定取得で市場拡大目指す 日本ツーバイフォー建築協会技術部会長 河合誠さん
「耐火構造大臣認定を初取得(03年)してから、2×4工法に対する関心が一気に高まった。協会会員数も増加している」 今は、防火地域での4階建て住宅が可能。大空間を支える技術も開発され、病院や学校などの非住宅(続く) -
紙上ブログ悪徳不動産屋の独り言156 賃貸現場の喜怒哀楽坂口有吉 振り上げたこぶしが下ろせない 割に合わない滞納督促
家主さんから家賃滞納者への督促を依頼されることは多い。 本来は、家主さんが直接家賃を受領しているなら、督促も家主さん自身が行うべきで、管理会社に頼んでくるのは、「自分は入居者から悪く思われたくない(続く) -
大言小語 無理ない節電の夏に
今年もまた節電の夏が近づいてきた。原発停止で、昨年は夏場のピーク電力カットが東日本一帯で取り組まれた。今夏は、西日本の電力不足が指摘されており、どちらもまた電力不足に悩まされる夏になりそうだ。 ▼昨(続く) -
今週のことば ●土地白書(2面)
土地基本法に基づく年次報告書。毎年6月頃発行される。土地取引の動向を紹介し、テーマを設定して分析する「土地に関する動向」のほか、政府が手掛けた実績や今後の施策を紹介する「土地に関して講じた施策」「土(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 行政事業レビューとは? 各府省が「自主点検」、全事業対象
記者A 行政事業レビューの「公開プロセス」が実施されている最中だ。6月21日まで行われる予定だ。 記者B 21日の最終日は、厚生労働省の事業が公開される。国土交通省は既に終了した。 A 行政刷(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 (74)東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」 20万円以上は全体の5%
25m2タイプの新築賃料は10万7000円。50m2タイプは19万7000円になっている。1年前と比べた賃料は下落。25m2で2.4%、50m2で4.0%下回っている状況だ。ただ、平均空室率はどちらも改善している(25m2タイプは1.5%改(続く) -
松岡英雄 新住まいの「ことわざ」 <121> 店を畳む
電力が不足しそうだから今年の夏も節電をしてもらいたいと、電力会社も政府も言っている。言われなくても国民は節電をするつもりである。その覚悟である。 昼間の電気料金を高くすれば、電気を使わないだ(続く) -
知って得する建物の豆知識 (89) 断熱基礎 シロアリ対策が必須
これから間違いなく来るであろうエネルギー需給の逼迫に対し、省エネの観点から、建物の断熱は大変重要な要素です。 断熱法には、断熱材を構造材の躯体内部に施工する内断熱と、躯体の外側に施工する外断(続く)