住まい・暮らし・文化

新刊紹介 『安全保障住宅をつくる』 創樹社刊

 東日本大震災など頻発する自然災害から、生命と財産を守るための住宅はどうあるべきか。安全で安心できる住宅を形にするための、新たな指針を具体的に解説した書。

 東京都市大学の岩村和夫教授が提唱する「安全保障住宅」の概念を具体化し、(1)地震対策(2)水害対策(3)地盤土壌対策(4)火災対策(5)非常時エネルギー(6)コミュニティデザイン――など12の項目に分けて最新の建築技術を紹介している。住宅産業界で働く人はもちろん、これからの住宅を考える人にとっても必携の書となっている。

 A4判、140ページでオールカラー。価格1800円(税別)