総合
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彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇153 シリーズ・「素朴に問う」 根強い所有志向も原因 なぜ空き家は増えるのか
なぜ空き家(利用目的が決まらない持ち家)が増えるのか。それは、「子供が親の家を継がないから」というのが最もシンプルな解答になる。実家が空き家になる具体的ケースで多いのは「両親とも亡くなって家を相続した(続く) -
酒場遺産 ▶65 湯島 酒亭 ふ多川 訪れた旦那衆は圧巻の顔ぶれ
不思議なことがあるものだ。筆者が住む湯島の家からほど近い不忍通り沿いに、暖簾に大きな字で「酒」と書かれた間口1軒ほどの小ぎれいな店「酒亭 ふ多川」を見つけた。いつも歩いている場所のはずだが気がつかなか(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第63回 より良い写真につながるホームステージング
前回は一般社団法人日本ホームステージング協会主催のフォーラムで報告された白書で、不動産仲介ではすべての物件にホームステージングを実施するのが最多になったことや自社でのホームステージングが増えているこ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 〝労働力〟を確保する育成就労制度へ 受け入れ側は覚悟と責任を
友人A 生産労働人口の減少から、産業を支える人材として「外国人」の存在感が増している。飲食店やコンビニでは、流ちょうな日本語で接客する場面が増えた。 友人B 6月に入管法・技能実習法が改正され、27(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◎国土交通省は、第3回「地域価値を共創する不動産業アワード」の対象活動を募集中。応募書類提出期限は12月6日(金)。(エントリーは受け付け終了) ◎国土交通省は、改正都市緑地法等で創設された新制度に基づく「都(続く) -
大言小語 ソーシャルな視点
新築マンションの年収倍率が全国平均で初めて10倍を超えた。価格、利益に見合った供給戦略が続けば、庶民にとっては高嶺の花よりもはるか遠い存在となる。生活を切り詰めて所有するよりも、中古や賃貸住宅という選(続く) -
ひと 想像力高め防災を自分ごとに 国立研究開発法人建築研究所の住宅・都市研究グループ主席研究監 竹谷 修一さん
建築や住宅、都市計画等に関する研究開発を担う建築研究所(建研)。国の政策と研究グループの方針、各研究者の創意工夫により様々な研究が行われる中、主に〝都市と防災〟に関わる研究に長年取り組んでいる。現在の(続く) -
今週のことば ゼロメートル地帯
土地の標高が海水面と同じレベル、すなわち「ゼロメートル」もしくはそれ以下の地帯を指す。正確には、「海抜ゼロメートル地帯」と呼ぶことが多い。大雨による河川の氾濫などでは、住宅への浸水被害が深刻化しやす(続く) -
社説 入居者高齢化に備える 管理側に求められる意識改革
賃貸住宅市場では高齢者入居の敬遠が続いている。認知症発症や孤独死に対する警戒感が強いためだ。しかし人生100年時代を迎え、これからは今入居している人の高齢化への備えが必要になる。定期借家権契約でない限(続く) -
「UDCAアワード」2分野受賞 「リ・バース60」パンフ等に評価 住金機構
住宅新報 11月19日号 お気に入り住宅金融支援機構は、ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA、在間稔允理事長)の主催する「UCDAアワード2024」で「特別賞」及び「「総合賞(ブロンズ)」の2賞を受賞し、11月7日に開かれた同アワード選考(続く) -
大谷巌一の〝ピンチはチャンス!〟逆風に帆を張るビジネスの創り方 イーソーコ取締役会長 大谷巌一 (聞き手・出村亜希子) 第8回 セミナー初回の大混乱で得た知恵
住宅新報 11月19日号 お気に入り不動産業に進出して3年。業績もそれなりに上がり、勢いづいた40才の大谷は、物流不動産ビジネスを物流業界へ広めるセミナー開催を企画しました。 当時、大谷が勤める芝浦の老舗倉庫会社は、ボウリング場やヘ(続く) -
不動産経済かわら版 (8) 〝賃金と物価の好循環〟の影響 ボルテックス主席研究員 安田 憲治
住宅新報 11月19日号 お気に入り25年春闘に向け、連合(日本労働組合総連合会)が賃上げ5%以上を目指す方針を掲げたことは、賃金と物価の好循環を維持し、物価上昇に対応しながら経済成長を促す意義を持つ。過去数年の春闘では、コロナ禍や物価上昇(続く) -
ネクスティ エレクトロニクス・余合ホーム&モビリティ 音声とスマホで開閉 既存と最新の技術を融合
住宅新報 11月19日号 お気に入り室内のドアに後付けで設置できる『ローカル音声操作モジュール』を用いた仕組みを開発した。「開閉を指示する言葉を事前にテキスト形式で登録すると、その言葉に反応してドアを開閉できる。インターネット環境は不(続く)