連載 記事一覧
-
松岡英雄 新住まいの「ことわざ」 <121> 店を畳む
電力が不足しそうだから今年の夏も節電をしてもらいたいと、電力会社も政府も言っている。言われなくても国民は節電をするつもりである。その覚悟である。 昼間の電気料金を高くすれば、電気を使わないだ(続く) -
知って得する建物の豆知識 (89) 断熱基礎 シロアリ対策が必須
これから間違いなく来るであろうエネルギー需給の逼迫に対し、省エネの観点から、建物の断熱は大変重要な要素です。 断熱法には、断熱材を構造材の躯体内部に施工する内断熱と、躯体の外側に施工する外断(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 売買編(42) 瑕疵担保責任の内容は契約当事者の組み合わせでどう異なるか?
Q 不動産の売買における瑕疵担保責任の問題は、契約を締結する当事者の組み合わせによって、適用される法律すなわち規制の内容が異なるということを聞きました。その中には私たちがあまり知らないようなものもあ(続く) -
2012宅地建物取引主任者受験セミナー (32)
【問題4-6】 地役権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。 (1)A所有の甲地について、乙地所有者Bが通行地役権を有する場合、Bから乙地を取得したCは、乙地の(続く) -
大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して <59> 前提条件を無視する首相 電力不足と大飯原発再稼働
橋下市長の「変節」 野田佳彦首相が関西電力大飯原子力発電所の再稼働に躍起となっている。しかも夏以降も継続して稼働させるという。再稼働しないと、「国民の生活を守れない」というのがその理由らしい。(続く) -
米国不動産流通システムに 学ぶ 国交省・小林不動産業政策調整官が見た市場 〈5〉 資産価値の適正な評価システム 物件鑑定方法の標準化
米国の住宅価格は、過去から現在に至るまで安定的に増大している(第1回グラフ参照)。背景には、人口増加や経済成長のほか、「住宅は手入れをしながら長く使う」国民性や、景観などへの規制を含めた地域そのもの(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所(4) 神戸市・ハイセンスな「旧居留地」 苦難と復興の歴史背景に
居住都市で世界5位 スイスの国際人材調査会社・CEAインターナショナルはこのほど、世界で一番居住に適した都市のランキングを発表した。日本で唯一ベストテンの5位に神戸市がランクされた。おそらく国際性(続く) -
今週の糸口 中古住宅市場拡大をどう実現するか
不動産流通市場活性化フォーラムの全7回にわたる会議が終了し、6月末にも正式提言が公表されることになった。6月12日の最終会議で示された提言(案)は、大きく3分野、5つの柱で構成されている(1面参照)。 (続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第9回 賃貸住宅市場 需給活発な高齢者賃貸 東京建物 住宅賃貸事業部長 加藤久利氏に聞く
「点検 不動産投資」の賃貸住宅投資市場を検証するシリーズ3回目は、今後、ますます需給が活発になるとみられる高齢者賃貸住宅に焦点を当てる。サービス付き高齢者専用賃貸住宅の供給を始めた東京建物の加藤久(続く) -
相続・不動産最新レポート ~専門家から見た実務の留意点~ 第5回 相続人の中に〝行方不明者〟 「不在者財産管理人」を選任
相続が発生し、被相続人(亡くなった方)の遺産の中に不動産がある時は、相続登記をすることになります。相続人のうちの誰かがその不動産を取得する際は、相続人全員で遺産分割協議をし、取得することになった相続人(続く) -
湾岸エリアで下落傾向 東京カンテイ 5月の分譲マンション賃料
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた3大都市圏における5月の分譲マンション賃料(1m2換算)によると、首都圏(2490円、前月比0.6%下落)では湾岸エリアの賃料水準の下落傾向がより鮮明になっていることが分かった。(続く) -
大京が、来場者が単独でモデルルーム見学可能なシステムを開発!?
■システム導入の背景 今回の取り組みは、来場者の要望に応えたものだとあります。その要望とは、「説明が長い」「自分のペースで見学したい」など、なるほどユーザーからよく聞く話です。ARシステムに似たものでは(続く) -
ポスト原発の新エネルギー 開発進む② 注目されている新エネルギー
■用水路、温泉から発電 中小水力発電 水力発電が注目を集めている。水力発電は豊かな水系と急峻な地形を利用した日本の代表的な再生可能エネルギーだ。ただ八ツ場ダムの事例をみるまでもなく、水力発電(続く) -
社説 進化するスマートハウス 技術開発で明るい未来を
和田勇・プレハブ建築協会会長(積水ハウス会長)は、「スマートハウスの普及は住宅の付加価値を高めるだけでなく、省エネ・創エネ・蓄エネに係わる技術革新を伴い、住宅を日本の新たな成長産業に押し上げようとして(続く) -
ひと 「まず営業」で仕事を開拓 不動産会社10年、鑑定業10年で新たな飛躍を図る不動産鑑定士浅井佐知子さん
5月30日、東京都不動産鑑定士協会総会で10年表彰を受けたばかり。新たな節目である。 女性不動産鑑定士の数は元々多くないが、「地域不動産会社の仲介業から転身した人は珍しいでしょう」と自らを売り込む。 (続く) -
紙上ブログ 悪徳不動産屋の独り言155 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 お客さんから頂いた手紙とお礼 何よりも代え難い〝勲章〟
春先に東京の大学に入学する娘さんと母親が部屋探しで来店した。今日中に部屋を決めて愛知の自宅に帰りたいとのことで、来店したのはお昼頃。21時の最終の新幹線を予約してあると言う。予算的な条件はさほど厳しく(続く) -
大言小語 偽りか本物か
CG(コンピューターグラフィックス)、完成予想図などの表示についての改正は、さもありなんだ。デザインソフトの能力向上などによるCGの精緻化で、パースなど物件の完成予想図の〝完成度〟は、ここ数年で飛躍的に上(続く) -
今週のことば ●二重価格表示(1面)
典型例では、当初の販売価格を引き下げて販売する場合、当初の価格と値下げ後の価格(「実売価格」)を併記して売り出す広告表示。実売価格がより安く見られるため、表示規約では不当な二重価格表示を原則として禁止(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 住宅双六の〝アガリ〟はどこ? 高齢化で新たな設計必要に
父 お、えらいね。新聞読んでるんだ。しかも住宅新報じゃないか。 子供 うん。最近、記事の中に『高齢者』とか『介護』ってよく出てくるね。どうして? 父 今、日本は高齢化が進んでいるんだ。3(続く)