60歳からの住宅ローン【リ・バース60】累計申請件数1万件突破

様々な不動産情報が盛り沢山!

プレミアム会員限定ある留学生が体験した苦難「行き過ぎた審査に不信」

賃貸・地域・鑑定

 これは、当社管理物件の家主さんから聞いた話だ。
 家主さんは、某国立大学の学生課にパートで勤めている。そこに東南アジアからの留学生が相談にやって来た。大学と提携している不動産会社の紹介でアパートを申し込んだものの、そこは「契約金も毎月の家賃も、現金ではなくカードでの支払いになる」とのこと。新たにカードを作らされたのだが、もう1つ問題があった。

 日本には当然親族や身寄りはなく、連帯保証人を立てられない。そこで保証会社を利用することになったのだが、それでもまだ審査は通らず、管理会社から驚くような要求をされたと言う。

【1年分前払い】
 それは、「家賃をカードで1年分前払いしてもらう」という条件であった。審査は通ったが、いくら不安があるからといって「あんまりな話」で、審査というより嫌がらせでしかない。

 そこまで信用しないなら最初から申し込みを受けなければ良いくらいの話だ。

 その大学は日本人受験生であっても相当に優秀でなければ合格は難しい。その大学に留学してくるくらいなら、かなり優秀な留学生であって、本国では相当に裕福な家庭の出身であろうことは明白である。はっきり言って、連帯保証人が立てられなくても下手な日本人学生よりはるかに信用できるかもしれない。

【全額白紙に】
 既にカードで支払いを済ませてはいたが、納得がいかない留学生が教授と学生課に相談したことで明るみに出た。教授はすぐに管理会社に掛け合って申し込みを解約させ、決済済みの契約金と前払い家賃を全額白紙に戻させたという。

 こういうのは、不動産屋の信用問題にとどまらない。日本に留学してくる学生なら本国では相当に優秀であって、卒業後に帰国して20、30年もしたなら、その国の政財界で相当なポストに就いていることも十分に考えられる。

 もしかして、日本にとって重要な交渉事の窓口になっているかも知れない。何より、他国との友好親善のために地道に努力している人たちがいる一方で、こんなふうに自社の保身しか考えずに足を引っ張る不動産会社があること自体、何とも情けなく思う。
(坂口有吉不動産・社長)

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス