「賃貸のネット検索方式に一工夫を」目にとまらない築古優良物件
最近、飛び込みで不動産会社を訪問する客が減っている。世の中が不景気だから、ではない。消費者が部屋探しをする場合、自らお店に出向いて「部屋を探してるんだけど」と依頼しないで、先ずPCで情報収集するからにほかならない。ネットで間取りや契約の条件、写真などが見られるのだから、「できれば不動産屋なんかに行きたくない」と思っている消費者からすれば願ったり適ったりであろう。
消費者は、HPなどにたくさんの貸室情報を掲載している広告の中で気になったものがあれば問い合わせをして、それから初めて不動産屋に足を運ぶことになる。HPを持たなかったり、ネット広告を活用しない業者の物件はなかなか借り手が付かないことになる。それだけではない。
【どうせなら新築】
ネットで物件を検索する際の希望条件として「築年数」を入力できるが、最初から「築年数不問」で探す人などほとんどいない。同じ予算、同じ広さ、似たような環境で探すにしても、どうせなら新築に近いものから探していく。自分の予算で適当な部屋がない場合に仕方なく築年数の希望を緩めていくことになる。つまり、築年数が15年、20年という物件は、それだけで外されてしまうことになる。当然のことながら築5年でも荒れ放題の物件もあれば、築20年とは思えないくらい綺麗な物件もある。だが、ネットで検索される場合には、見てももらえないのが実情である。それは貸主にとっても借主にとっても不幸なことだと思う。























