Open Roomが新サービス開始 エージェントひも付けて掲載 不動産図面から物件情報を抽出
住宅新報 2026年7月28日 号 7面

不動産テックのオープンルーム(東京都千代田区、田沼豊寿代表)は7月23日、販売図面や物件資料をAI(人工知能)で解析・構造化し、検索・閲覧できる不動産情報基盤「Open Room(オープンルーム)」の提供を7月から始めたと発表した。
同社の不動産会社向け営業支援サービス「Forest(フォレスト)」を通じて蓄積する年間100万件以上の不動産図面をAIやOCR(光学文字認識)、画像認識技術で解析する。住所、価格、面積、間取り、設備などの情報を抽出し、検索可能なデータに変換する。図面から物件情報を抽出して構造化データとして活用する仕組みについて、特許第7699413号を取得した。
田沼代表は「このサービスでは、物件情報に加え、その物件を取り扱う複数の不動産エージェントをひも付けて掲載する。利用者は物件を比較するだけでなく、問い合わせ先となるエージェントを自ら選べる」のが特徴だという。 物件単位の検索が中心だった従来の不動産ポータルとの差別化を図ると同時に周辺施設や地域特性、人口動態、相場情報などを提供する情報サイト「OPEN MARKET」も組み込んだ。物件情報だけでなく、街の住みやすさを含めた住まい選びを支援する。
同社は、紙やPDF、画像などで流通し、検索や再利用が難しかった不動産情報をデータ化することで、消費者と不動産事業者の情報格差を縮小する考え。消費者の比較検討の利便性を高めるとともに、エージェントにはポータルサイトに依存しない新たな集客機会を提供するという。























