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プレミアム会員限定グローバルベイス、京都ホテル改修 宿泊施設の価値再生提案

住宅新報 2026年7月28日 号 6面

売買・賃貸仲介
  • グローバルベイス、京都ホテル改修 宿泊施設の価値再生提案

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  • 〝五感に浸る滞在体験〟をリノベーションで表現した

    2 / 2〝五感に浸る滞在体験〟をリノベーションで表現した

 グローバルベイスは、オーダーリノベーションサービス「MYRENO(マイリノ)」を通じ、京都・鴨川沿いの宿泊施設「Shizuru鴨川」(京都市下京区)の共用空間をリノベーションした。コンセプト設計から空間デザイン、施工マネジメントまでを一貫して手掛け、「滞在体験に価値を感じられるホテル」の実現を目指した。

 近年はスモールラグジュアリーホテルの増加などを背景に、宿泊施設では立地や設備だけでなく、その土地ならではの体験や滞在時間そのものの価値が重視されている。今回、これまで宿泊者に開放していなかった2フロアを改修し、1組限定のプライベートダイニング&キッチン「炎ころ―hokoro―」と、宿泊者専用ラウンジ「辻―tsuji―」を新設した。

 ダイニングでは、間接照明や和紙、日本製木製家具を採用し、木屋町通りの景色を眺めながら食事や交流を楽しめる空間を演出。ラウンジには格子や和紙、水紋をイメージした床材を取り入れ、京都らしい静けさと落ち着きを感じられる空間に仕上げた。

 同社では、これまでも宿泊施設のリノベーション実績はあるという。一方、住宅リノベーションを主力とする同社は、事業の本質を「既存不動産を再生し、新たな価値を創出すること」と位置付ける。京都・鴨川という立地が持つ魅力や建物の潜在価値を引き出し、滞在体験そのものの価値向上を目指す施設側の考えと一致したことから、今回のプロジェクトに参画した。

 住宅で培った「居心地の良さ」を設計思想のベースとしながら、ホテルでは非日常性や特別な体験、記憶に残る空間づくりを重視した点が特徴という。不特定多数の利用者を想定した動線や設備、運営面への配慮など住宅とは異なる難しさもある一方、建物や地域が持つ価値を引き出すという考え方は共通している。同社では今後も、用途を問わずストックの価値向上につながる案件について取り組みを検討していく考えだ。

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