自動運転トラック物流施設内誘導実証へ 三菱地所
住宅新報 2026年7月21日 号 4面
三菱地所は7月13日、国土交通省の「令和8年度自動運転トラック実装支援事業」に採択され、自動運転トラックに対応した物流施設内の車両誘導・施設内状況把握システムの構築・実証を開始すると発表した。物流施設に到着した自動運転トラックの入場認証、バース・駐車区画のリアルタイムな在空状況把握、予約情報や施設内状況に応じた行先指示・変更、退場時の認証等、一連の施設内オペレーションを検証する。実証実験は同社グループである東京流通センター所有の物流施設(東京都大田区)を活用する予定だ。
三菱地所は、物流業界が抱える人手不足等の課題を解決し、持続可能な物流ネットワークの実現を目指し、幹線輸送の効率化を担う自動運転トラック等の次世代モビリティに対応した「次世代基幹物流施設」の開発を進めている。
同社によると、自動運転トラックの社会実装に向けては、道路上と物流施設内における車両の走行に加え、施設側の受け入れ基盤の確立が不可欠。物流施設内では自動運転トラックが自己位置を推定するためのGNSS(全球測位衛星システム)の受信が困難で、加えて有人トラックや施設内作業者との干渉、バースの空き状況や荷役作業の進捗の監視・誘導など、技術面・運用面での課題が残されているという。今回の採択事業では、こうした課題を解決し、自動運転トラックを物流施設内で安全かつ効率的に受け入れるための誘導や管制システムの実証に取り組む。





















