1時間耐火認定を取得 シェルターなど 木質耐火部材「消火木」で
住宅新報 2026年6月30日 号 10面
シェルターは6月23日、ヒューリック、ヒューリックプロパティソリューション、ヤマトプロテックと共同開発した木質耐火部材「消火木(しょうかもく)」について、柱・梁の1時間耐火性能で国土交通大臣認定を取得したと発表した。6月25日から提供を始めた。消火木は、消火薬剤を含浸させた木材を耐火被覆として使用する木質耐火部材。シェルターが開発・実用化している木質耐火部材「COOL WOOD」の技術を生かして開発した。荷重支持部材を保護する「燃え止まり層」にはリン酸系薬剤処理スギ製材を使用し、表面材にはヤマトプロテックが開発したカリウム系薬剤「K/SMOKE LIQUID」を処理したスギ製材を用いる。
耐火性能試験では、荷重を加えた状態で900度を超える炉内で1時間燃焼させた後、翌日まで残置し、荷重支持部材に炭化がないことを確認した。同部材は、木のみで構成することで木材利用の促進や製造時の二酸化炭素排出量削減、二酸化炭素固定に寄与するという。シェルターは今後、同技術を環境配慮型の次世代木造建築技術と位置付け、1.5時間、2時間耐火の大臣認定取得も進める。





















