新刊紹介 『教養としての空き家』 丸岡智幸著
住宅新報 2026年6月16日 号 7面

ネクスウィル(東京都港区)の丸岡智幸社長が執筆した書籍『教養としての空き家』(ブックダム刊)が6月11日に発行された。
全国の空き家数は900万戸を超え過去最多となる中、空き家問題を単なる不動産管理や相続の課題としてではなく、人口減少や地域経済、住宅政策など日本社会全体の構造変化と結び付けて解説している。なぜ空き家が増え続けるのか、なぜ中古住宅流通が進まないのか、地方と都市部で住宅市場にどのような違いが生じているのかを、多数の事例を交えながら分かりやすく整理した。
著者は空き家や共有持分、再建築不可物件などの流通支援事業を手掛けており、月間500件超の相談対応と20自治体との連携協定を通じて現場で培った知見を基に、空き家再生や利活用の可能性についても紹介する。住宅・不動産関係者はもちろん、人口減少時代の住まいと地域の将来を考える上でも多角的に学べる一冊だ。























