法人承継の新手法 流通業界に商機 不動産M&A診断士協会 向田理事に聞く
住宅新報 2026年6月16日 号 6面
不動産M&Aとは、不動産を保有する法人の株式を譲渡することで、実質的に不動産を承継する手法だ。対象となるのは、資産管理会社や地主法人、事業会社など。従来の不動産売買が「不動産そのもの」を対象とするのに対し、法人の権利義務や契約関係も含めて引き継ぐ。
背景には、中小企業経営者の高齢化や後継者不在問題がある。国の調査でも後継者不在率の高さが指摘されており、不動産を法人で保有するオーナーの間では、相続や事業承継を見据えた出口戦略への関心が高まっている。向田氏は「不動産売却は検討されても、法人ごと承継するという選択肢がテーブルに載らないまま進むケースは少なくない」と話す。
不動産会社が担う上流工程
























