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スタンダード会員限定壁面に軽量太陽電池 東急不など 植物工場で実証実験

住宅新報 2026年6月2日 号 9面

資格・実務
壁面に軽量太陽電池 東急不など 植物工場で実証実験

 東急不動産と100%子会社であるGreen Factory TFKは5月26日、再生可能エネルギー100%で運営する人工光型植物工場「テクノファームけいはんな」(京都府木津川市)で、軽量・薄型の「カルコパイライト太陽電池」を建物壁面に設置する国内初の実証実験に取り組むと発表した。PXPと連携し、PXP製のフレキシブル薄膜太陽電池を設置する。実施時期は7月以降。併せて同物件を「次世代グリーン技術実証拠点」と位置付け、敷地内にカーポート型太陽光発電設備を導入し、電力の自家消費を進めていく。

 東急不動産は14年に再エネ事業に参入し、現在では開発中事業を含め全国153 件、定格容量2072メガワットを展開している(26年3月末時点)。これまで、物流倉庫などの施設の屋根上を活用した太陽光発電事業を行ってきたが、今回の物件のような荷重に制限のある施設では、屋根へのパネル設置が難しく、施設の脱炭素化が進みにくいという課題があったという。そこで今回の実証ではフレキシブル太陽光パネルの中でも昨今注目を集める「カルコパイライト太陽電池」を採用し、既設建物の壁面に設置する。同太陽電池は、従来の太陽光パネルと比べて10分の1の軽さで、曲面や垂直壁面など適用が難しい場所にも設置できるのが特徴。同電池が建物の壁面に設置されるのは、今回が国内初の事例という。実証実験での検証項目は発電性能や耐候性、経年劣化、熱影響、建物負荷、保守性など。

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