都市のノイズを「背景音」に リビタ 〝音の借景〟題材にリノベ
住宅新報 2026年6月2日 号 6面
リビタはこのほど、東京都渋谷区広尾でリノベーション済みマンション「icco+c」シリーズの新物件を竣工した。テーマは「音の借景」。街のざわめきや交通音を単に遮断するのではなく、住空間全体の響きとして整えることで、都市のノイズを穏やかな背景音へ変える新たな住環境を提案する。
物件は「朝日広尾マンション」(渋谷区広尾1丁目)の1室で、専有面積61.23m2の2LDK。JR恵比寿駅徒歩7分の都心立地に位置する。今回、商業施設や公共空間などの音響デザインを手掛ける「神山聴景事務所」と協業。同事務所にとっても、「1住戸単位」で環境音を設計するのは初の試みという。現地の環境音を分析した上で、無指向性スピーカー「listude」を導入し、音楽や自然音が空間全体へ穏やかに広がる設計とした。
天井には吸音材を採用し、窓を閉めた際の静けさだけでなく、窓を開けた時も会話や音楽が心地よく聞こえるよう残響時間を調整。二重サッシや断熱性能向上も図り、「ZEH Oriented」基準を満たす省エネ住宅としてBELS評価も取得した。
























